carmine跡地

はてダの跡地です

近況

  • SHOCK四ヶ月公演終了。今年のSHOCKは今までで一番好かんSHOCKとなってしまった。どう理解していいのかわからないちぐはぐ感は、自分のラスト観劇であった前楽の回(4/29)に一番強く感じてしまった。楽屋のシーンで噴き出しちゃって背を向けながら台詞言うとかとかにやけた口元隠しながら刀見つめるとか無さすぎてほんと幻滅した。したくないのに。何考えて皆が舞台に立ってたのかよくわからないな。四ヶ月ずっと考えてたけど結局私にはよくわかりませんでした。そういうこと抜きにしてとにかく完遂したことだけを褒め称えることは、できないよ。頑張ってないなんて真剣じゃないなんて勿論思っていなくて、でもじゃあ頑張ったんなら芝居の内容はなんでもいいのかと言ったら私はそれはあり得ないだろと思っていてでも舞台上では台詞が場面が軽んじられていて、なんなんだかわかんないよ。真剣にやっていないわけはなくて、でも役に入り込まないでシリアスな芝居の途中で内輪ネタで笑ったりしてて、それをOKとするカンパニーの意識がよくわからなくて。観客へ向けてるアドリブならわかるんだけど、いや、それもほんとは要らないけど、コウイチとウチが揉める場面で吹き出すとか、ありえねーだろーーいくらなんでもないわーーーわからないと思ってやっているのならエラい侮辱だなあと思うのです。いくらなんでもわかるから。醒めるから。芝居の部分は遊んでもいいという意識なんだろうか。毎日反射的に台詞言ってるだけなんだろうか。そんな内輪受けの遊びで 四ヶ月公演をやり通すモチベーションを維持してるのだとしたら、その遊びが観客に隠しておけないレベルにまで達してしまうのだとしたら、二度とこんな長期はごめんだ。うん、多分今までの年もそうやって遊んでたんだよねきっと。見えないとこでわからないとこでそういう遊びはあったんだろうね。でも私はそんなの知らないままでいたかったよ。素晴らしいと思えなかったのは初めてで、戸惑った今年のSHOCKでした。私のSHOCKが行方不明。
  • 今年私が観劇したなかで一番良かった日は、4/27ソワレ公演。誰かお客様でもいたのかな、とてもオーソドックスな回でした。アドリブ控えめで、オーナーの舌の回りも頑張っていた。ジャパネスクが壮絶で、特に階段上でのコウイチの狂気が極まってました。抜けー!という叫びが雷のようで体がビクッと跳ねてしまった。ひいいいいなにあの声。すごかった。もうそこでガクブルしてまして、そのあとに続く抜けー!や続けろー!でもちびりそうになりつつ、気付いたら涙が出てきてた。なんで涙が出るのかよくわからないんだけど、なんかもう凄くて。ウチやリカやマチダ達と一緒に、観客である私もパニックに陥った感覚でした。幕間の休憩に入ったらそこかしこから鼻をすする声が聞こえてきた。一幕おわりであんなにたくさんのひとが泣いてるの初めて見ましたよ私は。自分が階段上にいたかのような体験ができたこと、観劇をしてそういう感覚の体験ができたこと、ものすごく幸せな時間・空間でした。鳥肌ものだったなああの日は。まあそれを観た2日後にふざけた芝居を見せられてキれるわけだがこのときはそれを知る由も無く・・・(笑)。そしてこの日は2階の結構な良いお席で、初観劇の友人と一緒でした。意外なところで、刀で斬られて血がプシャーーーーと噴き出す場面にものすごく驚いていて『なんという新鮮な反応』とたのしかったです。叫びそうになったよ!あんなシーンあるなら言っといてよ!と幕間に言われたのですが、いやほらなんだ、そういえばあそこは驚くとこだったねすっかり忘れてた。観劇後にはこういちさまのことを、なんという美しさフェアリーだフェアリーだ、と称えてました(笑)。連れて行けて、そして結構良いお席で観させてあげられてよかったな。良いお席だったからこそ初観劇の友人を誘ったのですけれどね。
  • 演れば演るほどHigherが磨かれていくのがわかってとても興奮した。博多座で観たHigherと4月後半に帝劇で観たHigherは別物っていうくらい違った。例年だったら2〜3年かけて踊り込まれ磨かれるものが、4ヶ月毎日踊り続けるとこうまで育つんだなあっていう。4月後半のHigherはコウイチの声が聞こえてくるようなHigherで、そういう素晴らしいものが観れたことは素直に嬉しく、楽しい時間でした。
  • 靭帯部分断裂やっちゃった日と右膝強打した日のどちらもたまたま観劇していた。今年は観劇回数あまり多くなかったのによりによってどちらも観てしまったよ…いつもと全く違う、嫌な嫌な叫び声。呻き声。ずっと耳に残ってる。あのときの心臓が冷たくなる感覚、忘れられない。トラウマ…。こーちゃんが怪我する場面なんて見たくないので怪我するくらいならやらないでほしい。ほんとに怖い。
  • シャマ様の「くに」の説明がつよしさますぎるよなあといつも思ってた。ご自分がサークルの中心であることは当然なんだろうなあ、って思ってさ(笑)。
  • 今年のSHOCKに感じてた居心地の悪さは、一番最初のエンドリさんのタンクの雰囲気によく似てた。うっとり。うるうる。どっぷり。
  • KinKi Kidsはふたりとも王様である。
  • そのふたりが絶対的支配者ではなくなる「KinKi Kids」のピリッとした雰囲気が大好きであります。全肯定されないつよしが、全肯定されないこーちゃんが、良いと思う。互いに思い通りにいかなくてピリピリしてるふたりとか、見ててゾクゾクする。超怖いけど。かのゴウさまの名言を思い出さざるを得ない。仲良しクラブはごめんだ!