carmine跡地

はてダの跡地です

ハルモニア〜この愛の涯て〜

1998年の夏ドラですね。
当時自宅暮らしだったのですが、自分用のテレビを購入して自室で自由にテレビが見れるようになってからドラマニアになりはじめた頃です。見てたよ毎週。ポカーンな展開にもめげず最終回まで全部見た、その頃の私としては珍しいドラマ。とにかく映像が美しくて、中谷美紀に手を添えてチェロを教える堂本光一のそのツーショットが美しくてそれがとにかく印象的でした。
で、KinKiファンになった今改めてレンタルしてきて今見ている最中なのですが、なんだこれ!こんなに素晴らしい作品だったっけ?!由希の超能力のとんでもなさがやたら記憶に残ってて「迷作」と記憶しちゃってたけど大きな間違いだったわ。一度見ているはずなのにめちゃめちゃ衝撃を受けてます。まだ3話までしか見ていないんですが、見進めるうちに絶対泣くだろう。
とにかく中谷美紀演じる由希の透明感が素晴らしい。堂本光一も、彼だからこそ、そしてあの年齢(当時18歳)の堂本光一だからこそ出せてた切なさ爆弾背負っててすごく良いですわ。中谷の一言もセリフのない演技はもちろん最高。光一の演技は技巧派ではないけれどだからこそあの硬質で純粋で切なくて悲しくて苦しい佇まいが出せてる。この頃の光一は他にちょっといないタイプの貴重な役者だ。中谷の演技に引っ張られるように光一もどんどん役にハマっていってる。うーん、今更だけどこのドラマの主演二人はこの二人以外にちょっと考えられないな。
タイトルバックがまた秀逸。あー、あの主題歌覚えてるよ。少年隊の歌だったとは驚き。少年隊だけど(だけどって何だ だけどって)、ドラマにめちゃめちゃハマっててものすごくいい!
続きが楽しみ〜。
ってラストはもうわかってるんだけど。あのラストは当時見ててびっくらこいたもんなぁ。細かい役者の表情なんかまで突っ込んで見てなかったからひたすらポカーンだった。じっくり見返すのが楽しみであります。