carmine跡地

はてダの跡地です

ハマってます

あずみの余韻が全然抜けません。今週末のチケットも取った。また行きます。
とくにお目当てがいるわけでもないけれど「舞台を見るならケチらずS席!」の精神の元に昨日はS席で見ました。今週末のはA席だけど計18000円の出費ですよ。懐的には確かに痛いけど、後悔なんてしないわ。
楽日まであと1週間と少しですけれど、まだチケットはあるようです。光一さんの文章を読んで興味を持たれたという方、もし都合がつくのなら、是非観に行かれることをお勧めしたいです。すっごく良い舞台だから。きっとこの舞台はリピーターが多いと思います。観劇した後に次のチケットを購入する、そういうリピーター。私もそうですね。楽日にむかってどんどん動員が伸びて空席が埋まってゆく・・・そういう舞台ではないでしょうか。
とにかく主演以下若手の3人の煌きが素晴らしいのです。舞台からあの子達の感情が突き刺さってくる。斗真はさすがの安定度ですが、メイサたんとハセジュンは技術的にはまだまだ未熟なところがたくさんあると思います。その二人は声が枯れ気味で、最初は『この子達大丈夫かな?』と心配したのですが、舞台が進むにつれメイサたんはどんどん声が出るようになってた。ハセジュンは最後まで枯れっぱなしだったけど、すぐ気にならなくなったなあ。そういうテクニック面での気になる部分はもちろんあるのです。けれど、メイサたんの16歳という年齢とあずみという役が奇跡のようにハマっていて、理屈じゃなく感情を揺さぶられます。そしてしっかり「座長」という大役を果たしている彼女。舞台上にメイサたんが独りだけという場面でも、場がしっかり持っている。それって凄いですよ。
器用さが身に付いていない「そのまんま」さがあずみの純粋さ、無垢さと重なってうまく作用してるんですね。秀頼のハセジュンもそう。1年後、2年後の彼らにはもしかしたらあの感動は生み出せなかったかもしれない。


ネタバレしますです。もう私、あずみに夢中。
ごめんなさい、斗真に惚れました。かわいいとかモエーとかじゃなくて、あの人に関しては「格好良い!」と1パーセントの曇りも無く叫びます。ほんとにほんとに格好良いの。光一さんが「かっこよすぎじゃない?」って書いてたけど、ほんとーに格好良過ぎなんです!あんなに格好良い人初めて見た。『結婚したい結婚したい結婚したい・・・』と心の中で念仏のように唱えていたら、終演後に友人が開口一番「とうまと結婚したい・・・」と言いました。女子達をぽうっとさせ、『結婚したい』と思わせるとうま。凄っ!
二の腕が素晴らしく素敵で、ををををなんて美味しそうな二の腕なんだ!!とヨダレを垂らしそうになりました。ザチョ*1の二の腕とよーく似ている。とうまの役うきは の衣装がザチョがジャングルで着ていたような革ノースリなので、余計にそう思った。綺麗な筋肉・・・(うっとり)あずみを守って死ぬ場面での殺陣は泣けました。あずみを生かすために自らあずみに斬られる満身創痍のうきは。う、う、うきはーーーー(号泣)!
うきは登場場面でのフライングにテンション上がりました。フライングって素晴らしい!理屈じゃないんだNo Reason。うきはのフライングが格好良いから、美女丸(涼風マヨさん二役)のフライングにおぼつかない印象を受けてしまいました。


ハセジュン演じる秀頼は、一幕ではほんとにバカ殿。嫌味の無いぽやーっとしたマヌケな世間知らずで脳内お花畑に遊ぶ若殿を好演(?)しております。あずみが好きだ!と告白しつつ唐突に少年隊の「愛と沈黙」を歌い上げる姿にププッと吹き出してしまいました。が、二幕で流れた「愛と沈黙」では号泣してしまいました。き〜みしぃ〜かぁ〜〜あ〜いせぇ〜な〜いぃ〜よぉ〜〜・・・!(えぐえぐ)
あずみが言う「豊臣秀頼ーえらーいぞー!豊臣秀頼ーかっこいーぞー!」でまた号泣。うわあああん!その台詞で号泣させられるとは思わなんだー!秀頼の自害シーンは反則です・・・泣け過ぎる・・・。切腹中のSEが「グチョ」とか言っててグロいよぅ。

メイサたんすっごく良かったです。カーテンコールでスタオベしたとき、私はメイサたんに向けて拍手してました。3回目のカテコで、斗真(とハセジュン?両脇にいたのはその二人ですよね)に背中押されて、一歩前に出て生声で「ありがとうございました!」って叫んでお辞儀したメイサたんに心からの拍手を。

*1:SHOCKの座長様