carmine跡地

はてダの跡地です

ふるいにかけられる (『あずみ』ネタバレあり)

ニュースの処遇に絶望を感じる。なんでこんなことになってしまったのか…。
無性に思い出すのが、昨夏の『H』に載った翔くんのインタビュー。舞台『あずみ』を見た感想を語っていた翔くんの言葉。自分と仲間そしてかつての仲間達とあずみには通ずるものがあるという、翔くんの言葉。
なち、うきは(斗真二役)をはじめとするあずみの仲間達は、あずみを生かすために死んでいく。助からない深手を負い「あずみに斬られるのなら、怖くない」とあずみに斬られ死んでいく。果たせなかった使命、想いを仲間であるあずみに託しあずみの手にかかり死んでいく。あずみは彼らの想いを背負い、生きようと立ち上がる。生きる覚悟をする。そんなあずみに翔くんが自分たちを重ねたのかと思うと心臓が破裂しそうになる。どれだけのものを背負っているんだろうあの子達は。どれだけの想いの強さであの光の中に立っているのだろう。
そんなことを思い出した。
NEWSの彼らがどれだけの決意をグループの総意として持っていたのだろう。Vだって嵐だって最初は寄せ集めで、でも今揺ぎ無い幸せを届けてくれる彼らを見ていると、成り立ちからして寄せ集めだとか急ごしらえだとかそういうのは理由にならないとわかってしまっているから。そうして考えてゆくと結局あの事務所のやり方に疑問が向かうのであります。諦めろったってさ、人間相手だもんそうそう諦めたりなんか出来ませんよ。