carmine跡地

はてダの跡地です

俺のために死ね

買ってやったぜ「花咲ける青少年」文庫版全6巻。そして読んでやったぜ。ふー、とりあえず満足した。コミックスは実家に揃ってるけどもう辛抱たまらなかったので大人買いしてやりましたよ。あー面白かった。花咲けるを読み返すのはかなーーーり久しぶりでしたが、当時気付かなかった描写に気付いたりして新鮮な気持ちで読みました。今読んだらね、立人がかわいい!花鹿とお幸せに・・・。立人と花鹿の姿を見て傷つくムスターファの姿がすごく切なかった。
そして今回読み返して一番驚いたのが、スポーツクラブで旧友からインサイダー取引を持ちかけられ突っぱねるカールに対して旧友が逆切れする場面。

友:プレップスクール時代を忘れたとは言わせないぜ
カ:!?
(背景コマ)
カ:…っ(顔を背けドンッと突き飛ばす) よせ・・!
友:フンッ プレップスクールを思い出させてやっただけさ!(ニヤリ)
カ:(顔をゆがめ、口を拭う)
友:あの頃の俺達の関係を知ったらきみの父上はどう思うだろうな…!
カ:そんなことであの父が揺らぐとでも?父は躊躇いなく俺を切るだろう。ローゼンタールはびくともしないさ。スキャンダルにまみれるのはきみだけだ!

とまあこんなやりとりがされるのです。連載当時は疑問も抱かず『子ども時代に悪さをして遊んでいてそれをネタに脅されているのだろう』と受け取ったのですが、今改めて読んでみると
その「悪さ」って・・・どう考えても・・・・・・カ、カール!(笑) 描写されていないコマで起こった出来事はきっとロッカーにおしつけられて締め上げられたか殴られたかだと思っていた昔の私。