carmine跡地

はてダの跡地です

笑ってさよならを言おう

東京国際フォーラムで公演中のLive Imageに行って来ました。親から貰ったチケットで、お恥ずかしいことに出演者も内容も殆ど知らないまま赴いたのですが、これが想像以上に素敵なライブでした。音楽ってすばらしい。
これはクラシックではないしポップスでもないし、なんて言うのだろう?と考えていたら、どうやら「映像音楽」というそうですね。テレビ番組やCMや映画などのためにつくられた音楽を集めたライブで、もちろん楽曲を作られたご本人達がご出演されています。映画「今、会いにゆきます」「星になった少年」「県庁の星」「博士の愛した数式」からメインテーマなど数曲。「今、会いにゆきます」は先日テレビで鑑賞したばかりでしたので、スクリーンに映し出される雨に濡れた緑の映像と優しいピアノの音を聴いていたら泣きそうになりました。あれは素敵だったなあ。「博士の愛した数式」は映画は観ていないのですが、やはりスクリーンに映し出される数式を見ていたら物語を自然に思い出してまたじーんと。
オーボエ奏者の宮本文昭氏の演奏が素晴らしかった。宮本氏は来年3月でオーボエ演奏活動を引退されるそうで、このLive imageシリーズへの出演も今年が最後になるそうです。2曲演奏されましたが、お別れの挨拶として演奏されたチャップリンの「smile」がとてもとても素敵でした。今までオーボエはオーケストラの一部としてしか聴いたことがなかったので、初めてソロで聴く生の音色にうっとりしました。いやあ、楽器というものは本当に雄弁だ。
ハカセ太郎氏の「情熱大陸」でテンション上がりすぎて大興奮してしまった。あれはパンチ力ありすぎでしょう。面白すぎ。
15分休憩を挟んだ3時間30分のコンサートでしたが長いと思わない自分にびっくりだ。ちょっと私ジャニコンに慣れ過ぎじゃあ?あ、そういえばゴンチチのふたりがMCで「カトゥーンですか」「カトゥーンみたいにね」などなど連呼してました。時代は今まさにカトゥーンですよ!(何を今更)


R★Sオーケストラってリアルだったらこんな感じかも、と思いました。全員同じ動きでノリノリなオケとか。金髪を逆立ててセットしたコンマスとか。ティンパニーをドドォォォン!とソロで思いっきりぶっ叩く女性奏者とか。オーボエの美しい音色でくろきんを思い出し。強烈な個性で踊っちゃったりもするなんだか抗えない迫力のバオリンのハカセさん*1。驚くほど豊かな表現力のバンドネオン。4者4様なピアノ。バグパイプを吹き鳴らしパーカッションを打ち鳴らす変な外人兄弟*2。フルオーケストラでもないしドラムもエレキギターもいるバンドだけど、なんとなくのだめを思い出したですよ。楽しかった!

*1:FF12のテーマ曲もド派手で格好良かったわあ。

*2:最高。