carmine跡地

はてダの跡地です

21日夜公演

二日続けて帝劇へ。なんて贅沢なんだろう。ありがたやありがたや…!

  • 20日夜観劇で「かわいい!」と大喜びしたリカとコウイチのブロードウェー散策シーンでの漫画チックな絡みが早速無くなってました…なんでだ…あのリカ超かわいかったのに…。
  • 今日の二幕のアドリブシーンは、ナイスアンゴォーをアキヤマに向けてやってました。いきなりそれを向けられたアキヤマは反対側にいるマチダに「マ、マチダ!すごいぞ!」と手招き。マチダは「?!」とあわあわして動けず。そしたらその様子を見ていたコウイチがクルッと今度はマチダに尻を向けて、ペロっと「マチダ、ナイスアンゴォーっ」。マチダさんまたしても「ヒァーーーーー!」でした。楽しそうだなああの人たち。
  • やっぱり羽山さんのダンスが好き。彼女のたおやかな雰囲気がとても好きです。赤坂さんの気品の中にある可愛らしさも素敵です。赤坂さんは場面場面で最適な髪型にアレンジして踊られてるのがさすがだなあと惚れ惚れします。少しの衣装替えの時間で華やかなアップになってたり優雅におろしていたり、自由自在。素敵なダンサーさんですよねえ。今年のまさるさんは和泉モトヤみたいだ、と毎回思う。スパニッシュで靴を履き替える座長の前で座長の脱いだタップシューズを持ってポーズしてるまさるさんが好き。毎回、なにしてんの!と思う(笑)。
  • 初の二階S席センター。S席の中ではそんなに前じゃなかったですけど、それでも迫ってくるコウイチのその距離の近さに卒倒しそうになった…瞬き出来ねえ!無理!ていうか何?あれ、神だよ。神。
  • これ二階最前どセンターで見てる人ってよく心臓止まらないよなあ……一階最前で見るよりある意味ショッキングショック体験ですよね。
  • 見栄を切ったあと後ろに引っ張られ宙に飛び出す座長の表情が一瞬グッとなる。ああ、ラダーはあの表情を見るたびに「!!」という気持ちになります。激突する勢いで梯子を掴むあの表情。
  • 数回観劇を重ね、私は完全にコウイチに感情移入しながら観るようになってます。すげえ泣ける。だってひどすぎる。
  • 二幕、劇場に戻ってきたコウイチとMAが「踊ろうぜ!」と輪になってもの凄くイキイキとステップを踏んでるとこでもう涙が出てくる。
  • 「何度でもたくさんの笑顔のために 踊りたい気分さ」「夢じゃないさ」「そうさ夢じゃない」「Let's get together for the new show!」
  • 泣。
  • コウイチが本当にキラキラした笑顔で歌い踊るんだわ。またステージに立てることへの喜びと新しいショーへの情熱がひしひしと伝わってくる。
  • …彼に未来は無いのに。
  • 自分が死んでることに気付かずステージに戻ってきて、キラキラと顔を輝かせながら次のショーの話をするコウイチ。もう、やだよーあんな悲しい結末嫌だーーー。
  • なんでコウイチが死ななきゃいけないの。なんで。
  • トウマの告白場で、アキヤマが「そうだ…やろうぜ…!俺たちで新しいショーを創るんだよ…!!」と振り絞るように叫ぶところで、さっきあんなに顔を輝かせて「新しいショーをつくろうぜ!」と歌い踊っていた彼らの姿を思い出し、たまらなくなる。
  • 「思いっきりやろう!」とバッとこちらを振り向くコウイチが、泣いてんだよね。全身で泣いてるの。
  • 「何ジメジメしてんだよ…皆、楽しもうぜ!」と自分の悔しさや恐怖ややるせなさを忘れようとするかのような、食いしばるような顔で踊り始めるコウイチ。もー無理です。号泣です。ただただ悲しい。
  • 「夜の海」も泣きながら見てます。消えちゃやだ、いっちゃやだコウイチ…!って本気で思いながら彼の舞う姿を見てる。
  • だって、コウイチの顔がどんどん「その瞬間」に近付いていくのがわかるんです。最後までやり遂げたその瞬間、彼は自分の死を受け入れてる。彼の生が尽きる瞬間が、わかってしまう。
  • そしてそこまで極まった表現を、光一さん自身に重ねてしまう。それは彼が命をかけてステージに立っているということが真実だからなのかな。
  • 「夜の海」をあんなふうに踊れてしまう光一さんに、涙が出てくる。
  • うー(泣)





ちょっと今私、解釈だとかとりあえずどうでもよくなってます。胸が詰まって苦しい。こんなにコウイチに集中して観ているEndless SHOCKは初めてなんです。コウイチの死を真正面からみつめなければいけないということがこんなに苦しい事だと思わなかった。「コウイチが死んだなんて嘘だよな?!なあ、嘘だって言えよ!コウイチが死ぬわけねえよ!!!」と取り乱すトウマを見ている自分の心が、ただひたすら悲しい。取り返しのつかない光景を見ている心に悲しみ以外の感情がみつからない。私だって誰かに嘘だって言ってもらいたい。


観劇を終えて劇場を出るたびに、光一さんのことが好きになる。好きっていうか大切過ぎて胸がぎゅーってなりますよね。