carmine跡地

はてダの跡地です

Loving

通常盤3曲目に収録の「Loving」。
サビのメロディをふたりが歌いはじめた瞬間、ボロボロ涙が出た。あれ?私、なんで。なんだろうこれ、なんでこんなに涙が出るんだろう。なんでだかわかんないけど涙が溢れてとまらない。ああ、すごい。この声はすごい。なんて、なんて美しい。そして、どこまでもどこまでも高く広く伸びていくつよしの声、声、声…!羽ばたく翼が、見えたよ。抜けるような青い空に躊躇いなく心のままに舞い上がっていった。わかった。つよしを羽ばたかせているのはこーちゃんなんだ。寄り添うように導くように包むように一緒に飛んでいるのは、こーちゃんなんだ。ふたりはなににも縛られていない。歌っているふたりは、こんなにも自由。上へと導く気流で高く高く上がったつよしがふわりとこーちゃんの隣へ戻り、そしてふたりがまた声を添わせる。なんて心地良い旅。
曲が終わって、二羽の白い鳥が空の向こうへ飛び去るのを風が抜ける丘の上で見送ったかのような余韻につつまれた。ってどんな宮崎アニメのエンディングなんだよこれ…!脳内で人生のクレジット流れてきちゃったよ。