carmine跡地

はてダの跡地です

無常

突然の7月キャスト変更。
私、はっきり言ってこの仕打ちには納得しない。
私は屋良っちのライバル役が一番好きなわけじゃあないです。3年目の今年も彼だとわかったときの感情は、「また?」的な感じのものでした。でも、彼がSHOCKのレベルを上げたってことは疑い用の無い事実で。そして今年の春SHOCKで一度、とても心が揺さぶられる舞台をみせてもらった。今までのヤラの中で一番、と心の底から思った日があった。なんか私それですっごく満足したのね。ヤラを見てきたこと、ヤラの3年、そういったものにうごく穏やかに納得した。着地したっていうか。私がそう思った回ってオープニングで登場した瞬間、あまりにも蒼白な顔色で異様な汗とで『ちょ、死人みたいな顔色してどうした・・・?!』と思った日だったの。だんだんと顔色も回復していって2幕はそんなことは思わなかったので安心しましたが。なんだろうな、実際体調が悪かったのかどうかは私にはわからないけれど、その日のヤラが私の心を揺さぶったのは確かだ。今日は違う!すっごいイイ・・・!ってドキドキしながら見てた。そして楽に近づくほどヤラが良い感じになっていくのを見ていて、今年のSHOCKは完成型だなって思った。屋良っちってものすごく身体能力が高いから、もしかしたら前年までのSHOCKでは彼には足りなかったのかもしれない。何かを超えたところまでいってそこでしか見せてもらえないものが、今年の彼からは出てきていたと思う。それくらい、屋良っちのいろんな能力を活かしまくった舞台に仕上がっていたと思う。ただ、来年もこのキャストだったらどうなんだろう、と思っていたことも事実。変わること、進化すること。それが座長をひいてはカンパニーを成長させてきた。無理じゃね?!っていう逆境にも負けずに毎年毎年素晴らしいものをみせてくれた。ライバル役が毎年変わることで、演じる側は勿論、見る側である私にも緊張感が生まれたし一回一回を異常な程真剣に観ていたと思う。去年の彼が発する台詞と今年の彼が発する台詞、言葉は同じでもそこに込められた意味の違いを、それを受けて変わっていくカンパニーを、ビンビンに張った神経でキャッチすることに必死だった。安全パイなんていらないんだと思う。そういう「これっきり」な緊張感が私にとってのSHOCKの魅力でもある。ジャニーズってまあそういうところでしょ。明日の保証なんてどこにもない。来年まで何もかもが同じままで存在するなんて誰も保証してくれてるわけじゃない。状況は刻々と変化する。だから、これっきり。そういうものだということはわかってやってきた。だからこのキャスト変更も想定内といえば想定内なのかもしれない。キャスト変更も有り得るっていう断りはされているわけだし。
だけど。だけどさ、矛盾するようなんだけどさ、私は3月30日の春楽を観てしまったんだ。あの日カーテンコールでとりあえずの幕引きにニコニコと笑い合っていたあのカンパニーを見てしまった。7月にまた会いましょう、って笑ってたあのカンパニーが、こんな形で消えてなくなってしまうなんてあのときはこれっぽっちも思ってなかった。私は久しぶりに「ひどい」と思った。どうして、3年もあの大変な役を演じ上げた屋良っちにあのときあの場所でお疲れさまも言えなかったんだろう。座長も屋良っち本人もそんなところにこだわってはいないとは思う。どんどん次へ進んでいると思う。新しいキャストを迎えてまた新しいSHOCKの幕が上がる。屋良っちのプレゾン出演だって、彼にとってマイナスになりようがないことだと思う。それはわかります。だけどそれとこれとは違うんだー。ひとつのことを大切にしたいと思って当たり前でしょう。キャストが変わるなら変わるで、ちゃんと屋良っちを送り出してあげたかった。だってだってMAでもあるんだぜ彼は…。過去にしがみつくのではない。昔を懐かしんでいるのでもない。前に進むために置いて行かなければいけないもの、分かれる道を恐れずに進むこと、そういうことが人生っていうものだ。だけどそれは蔑ろにすることとは絶対に違う。私達はもう大人で、置いて行くことや別れることの痛みをよく知っている。だからこそそれを選んだとき、その選択を大切にしたい。彼らにはちゃんとした場が用意されてしかるべきだったはずだ。それが無理だったとは思えないからこそなんだか無性に悔しい。そりゃね、カンパニーの皆はこんなこと言わないでしょう。今更言ったってしょうがないし時間は戻らないしこんなのただの愚痴。だけど私は大声で言っておきたかった。納得なんかしてない!ってことを。サラリーマン舐めんな!最後もう意味不明ですまん。今年私は700回公演と春楽というふたつの記念公演を観ることができたのですけれど、幸せだったなあと思っております。700回公演は呆気にとられるくらいのスペシャルカーテンコールでしたし、春楽は『なんちゃって千穐楽』でしたが結果的にヤラの最後の舞台となったわけで。つよしさまからのサプライズもありましたしねー…(遠い目)。いやほんと一生の思い出になった春SHOCKでした。




さて、新ライバル役の内くんですが。技量面のことは私はあまり心配はしていません。どんだけスキルが高いかよりも、どれだけ必死になれるか、がこのSHOCKという舞台なんじゃないかなあと思っています。頑張れる子なら大丈夫。そして歴代ライバル役達で頑張らなかった子はいない。内くんなりの新しいライバル像を楽しみにしております。どんな感じでくるかなー。くそ生意気でチャラチャラしてて粋がっててそりゃ人気あるけどもうトシなトップスターを鼻で笑ってる若さ溢れた感じとか?(ひでぇwww)AMERICAのラインダンスと夜の海だけはしっかり踊って欲しいですけどね!公演始まったら、てっめーよくも夜の海へろへろ踊りやがってよーー(^^)とか言ってるかもしれないがそれすら楽しみであります。だって絶対また新しいSHOCKになるんだよ!こんな楽しみなことってないですよほんと。ワクワクする。月並みだけど、私はこーちゃんを信頼しているので7月のSHOCKも素晴らしいものに仕上げてくることを疑っておりません。内くんとにかく頑張れ!楽しみにしてます。