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KinKiの曲の作詞をしている久保田洋司さん。
私にとって彼は「久保田さん」ではなく「洋司くん」なのです。思えば今から10年ほど前、彼のことを初めて知ったときは私はまだ高校生でした。その頃すでにバンドではなくソロで歌ってた洋司くんとはTVKの音楽番組が出会いだった。夕方の番組の司会をしていたと記憶してる。番組名は忘れてしまったけれどミスチルの桜井さんと加藤いづみちゃんと三人で司会をしていた。クラスメイトにミスチルのことが大好きな子がいてその番組を熱心に見ていて、その流れで彼女は洋司くんのことも好きになってた。当時私たちの間では洋司くんの話題は頻繁に出ていたし、学校から最寄り駅までの途中に当時洋司くんが所属していた事務所があり*1、私達はそのマンションの前を通るときいつもふっと目をやっていたものです。洋司くんいるのかなぁなんて言い合ったりして。時たま友人は事務所を訪ねたりしていた。訪ねて何をしていたのかははっきりおぼえていないけれど、手紙を渡しに行っていたのではないかと思う。ポストに入れるより早く着くし確実だもんね。*2そしてその友人を待ってる間私達はマンション向かいのローソンでからあげくんや肉まんやらを買って食べたりしてぶらぶらしていた。
その後も東西南北の再結成やなんかで名前を聞いたりしていたけど、音を耳にしたり姿を目にしたりする機会は無くなってしまってた。
その彼と今こんなところで再会するとは。
KinKiのファンになる以前からV6や嵐なんかの作詞に洋司くんの名前がクレジットされているのを見て「おお、がんばってるのねぇ」なんてちょっと嬉しく思っていたりしたのですが、KinKiファンになりクレジットまでしっかり目を通すようになって改めて嬉しく思います。私にとって洋司くんは高校時代の思い出の一部なので。
不思議だな。私個人として積極的に彼と関わろうとしていないのに、この10年洋司くんはいつも私の人生のそばにいる。これからもそばにいてください。ひっそりと応援しています。
