carmine跡地

はてダの跡地です

今2周目聴いてるのですが、[si:]は喜びから生まれた音楽だと思った。全ての音がきらきらしてる。どこにも苛立ちや苦しみや怒り、悲しみが感じられない。歌声は悲鳴ではなく歓喜の声として降り注いでくる。恋を失ってさえ前向きで優しい。な、なんでこの人いきなりこんな悟り開いたみたいになってるんだ。吹っ切れ具合が素晴らしいよ。
普通、こんなふうに吹っ切れるのって大抵4〜5枚目のアルバムくらいなのに。1枚目は衝動。2枚目もその勢いを引きずる。3枚目あたりで停滞し、4枚目で新境地。多少前後があってもそれくらいの進化の度合いが一般的じゃないですか。
だからといっては何だけれど 剛さんのセカンドがここまですっ飛ぶとは思っていなかった。いやぁ、素晴らしいんじゃないですか。