carmine跡地

はてダの跡地です

パッケージ

ファーストラインDVDの不思議。あの日あの時あの場所で確かにこの身で体験したライブであるはずなのに何故か全く新しい体験のように感じた。あの日あの時あの場所で感じていた閉塞感のような行き止まり感のような、真っ暗な中僅かな光を頼りに進んで壁にぶち当たった挙句その壁をガンガンハンマーでぶっ壊して這い出したらそこは天上でした、みたいな、なんていうかなんていうかそういう手探り感がギリギリまで高まってその先へ突き抜けたようなカタルシスのようなものをDVDからは感じなかった。かわりに最初から最後まで祝福のような幸福感。出口を探して歩いているのではなくそこはもう別次元。自分があの夏に惑っていたことを後悔もなにもしていないしあの時の体験もひどく濃密で私には必要なものだった。けれど、真っ只中でなく冷静だけれど愛情のある視点でパッケージされたこのライブは核の部分がより明確に剥き出しになっているようなそんな気がした。
いやー、なんていうかなー、あんな男前を2度も見せつけてくれてありがとうっていうか。剛さんって、生きてる、んだなぁと改めて思い知る。この1年で何度思い知ったかもう憶えていないくらいガツガツ殴られっぱなしでしたが、何度でも何度でも剛さんは思い知らせてくれる。
しばらく余韻にひたりまくっていようと思う。リピートするには衝撃が大きかった・・・。