carmine跡地

はてダの跡地です

ギリシャ神話

土日はずっと北欧神話漬けでございました。よく考えたらきちんと通して読んだことが無いのだわ、と気付きました。単語や神々の名前なんかは知っているのだけれど。そしてワーグナーも学生時代にニーチェについてレポートを書いたときにちらっと調べた程度の知識しか持っておらず*1、殆ど一から「ニーベルングの指輪」を辿りました。
サスケ=ジークフリートとおまけ=ブリュンヒルデジークリンデ、その後の信長=ジークムントってことなんだよな。サスケはその後の信長とおまけの息子でありブリュンヒルデの恋人であり、幾重にも関係が絡み合っているのか。炎の中で眠るブリュンヒルデは爆弾で吹き飛ばされたおまけであり、眠れる富士を呼び覚ますことが学生運動へ繋がっている。富士が吹き上げる炎はそのまま世界の炎に通じるのか。その炎に包まれて眠る眠り姫。爆弾で吹き飛ばそうとするその後の信長と5メートル94センチを飛び越そうとするサスケの欲望の大きさは同じものか?時の狭間へ再び落ちたその後の信長。富士の裾野はガラスのるつぼ。サスケは飛んだ。いつまでもいつまでも飛んでいる。真っ赤に染まる舞台は炎か。サスケは炎の中を飛んでいるのか。


ヒト、それは空を飛ぶために四本足から二本足で立ち上がった動物だ。四つ足の動物が、空へと助走してゆく途中の姿だ。




舞台に関係あるような無いような、観劇した日の劇場内のこと。


客席に小栗君と成宮君が座っていて、おおお!と興奮しました。ニーナが惚れこんで引きずり回している若手俳優達が並んで(いや、間に2人いましたけど)まつもとさんの演技を観ているんですよ。そして彼らの背後…客席の一番後ろにはニーナがどどんと構えているのですよ。なんかもう、視姦じゃありませんがそれレベル。変態な言い回しで申し訳ない!そしてただの妄想で本当に申し訳ない!
蜷川舞台常連俳優達の視線の先で真っ白な存在感を放っていたまつもとさんは壮絶に美しかったですよ。あんなの他の誰にも出来やしない。あの舞台のサスケはまつもとさんのためにある役だ。ニーナめ・・・・・あんたスゲェよちくしょー!

*1:ワーグナーを神(アイドル)として信奉していたニーチェニーベルングの指輪に失望し「こんなの僕の好きなワーグナーじゃなーい!許せなーい!」と怒った、という。いつの世も『ファン』というものはそんなんだね・・・・・・。