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長生きするもんだ

曽田正人「昴−スバル−」連載再開
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続きを描く気があったのか!という驚きと、
再開されたらもう最後まで描き切るしかないわけで、ということはあの思いっきり広げた大風呂敷をたたむ覚悟があるということで。
才能のある漫画家って、「その先」を描けるか描けないかかなあと昨日友人と話していたときに思った。ある程度のエピソードの積み重ねはどんな漫画家にも描ける。だけど、その先へ踏み込もうとするとそれは、その物語を描き切る力量がなければ出来ない。絵が上手い作家なら山ほどいるけれど、何かを残せる作家はそうはいないというのはそういうことなのかもしれない。
曽田は描ける作家だと思ってる。昴を再開しよう、広げた風呂敷を畳もう、という覚悟に何だか打たれた。結末がどうあれこれはしっかり見届けなければね。


トーマの心臓1 萩尾望都Perfect Selection 1 (フラワーコミックススペシャル)

トーマの心臓1 萩尾望都Perfect Selection 1 (フラワーコミックススペシャル)

トーマの心臓2 萩尾望都Perfect Selection 2 (フラワーコミックスペシャル)

トーマの心臓2 萩尾望都Perfect Selection 2 (フラワーコミックスペシャル)

この2冊を購入。文庫持ってるのに、装丁の箔押しが綺麗で思わず買ってしまった。そして勢いで全巻予約してしまった…ま、きっと予約しなくても全巻買ってしまうと思うのでそれはべつにいいんですけど。あー、でもポーの一族は上製の豪華版を持っているんだけどな。まあよい。