carmine跡地

はてダの跡地です

いつもいつもいつも僕は

23日鹿児島コンは私にとって忘れられないライブになった。キンキファンになってからやっと5年の私でも、その5年の間にひどく印象的なライブを何度も経験した。そのたびにああでもないこうでもないと考えながらこうしてここまで来た。そして鹿児島で、今までに感じたことの無い気持ちになった。こんな気持ち初めてだ…。*1
正直あんなこーちゃんを見たのは初めてで。
というか、こーちゃんが皆の前であんな雰囲気を纏っているのを見たのは初めてで。
びっくりしてしまったのだ。
あれ?
あれれ?
あれれれれ?
なんだか、こーちゃんが、ちょっと、違う?
どうしたんだろう?
自分が緊張していくのがわかった。普通に楽しいMCだったし楽しいライブだったよっていう人もいると思います。だってべつに「何か」があったわけでもない。そう、何も無かったんだ。何も無かったのに、なんだか違った。今までに見たことの無いこういちがそこに居た。
しつこいようだけど、私はびっくりしたのね。
だって23日は「オーラス」。そりゃ期待もするし、これでしばらくまた全国ツアーは無いんだと思うと、最後ぶち上がるぜえええ!!第二弾に向けて弾みつけるぜえええええ!!って思うもん。それってべつに普通のこと。今まで一度もやらなかったトリプルアンコをやって当たり前だとか他ではやらなかった特別なサービスをしてくれて当然だとかそういうことではなくて、心残り無いようドッカーーン!と皆で弾けたい。そういう期待。
そうやってもりもりもりだったテンションが自分でも驚くほどサアッと冷水ぶっかけられたみたいに消えた。なんでなんだかわからないから余計にいたたまれなくて、つらかった。

だってこーちゃんが喋らない。
こーちゃんが笑わない。

・・・そんなのいやだよー!
確かにこの日のこーちゃんの様子は新鮮でした。あんな彼を見たのは初めてだったし、拗ね拗ねなところもある意味かわいかったし、そんな拗ね拗ねなのにときどきフッとメンバーと顔見合わせて笑ったりしてるのを見てホッとしたりもした。だけどさ、やっぱりさ、私はこーちゃんの屈託のない笑顔が見たいです。心から楽しんでるこーちゃんが見たい。そんで皆で一緒に笑って楽しみたい。好きな子イジメて拗ねた顔見て喜ぶ趣味は無いのよーーー普通に愛したーーーーい。どエスでもどエムでもなく普通です。なんだかよくわかんないのに頑なになってくこーちゃんを見ててさびしくてショックでやだった。ほんとこんなんもう二度とやだわー。
でもね、ライブ本編はもちろんいつもと遜色ないクオリティだった。ふたりともよく声出てたし、不測の空気感のせいかバラードなんかがいつもとまた違った感慨で響いてきていちいち胸がギュウギュウ締め付けられてもう大変。改めてふたりがつくりあげる音楽の表現力に驚く。ナイリバのメンバー紹介で健さんが「みんな大好き、キンキー!」って叫んで手拍子してくれて、勿論大歓声で、すんごくすんごく嬉しかった。ギターの原田さんとサックスのユカリさん*2が第二弾には参加されないと言われた瞬間の私達が思わず漏らした「ええー!」っていう動揺が、すごく素敵だなー私達イイ関係だなーって思えたんです。すっごく自然に寂しい、残念、ありがとう、って気持ちになった。そういう部分でも全国ツアーがもたらす素敵さを優しく感じることが出来た。このメンバーで全国ツアー回れて良かった。バンドメンバーもダンサーズも皆大好き。原田さんとユカリさんとはふたりもハグしてたね。ハグをするってことはユカリさんの渦巻きロケットおっぱいがもちろん当たるわけで、こーちゃんが「刺さった(笑)」てニコニコしながらポソッと言ってたのがすっごくかわいかったです。そういう笑顔もちゃんとあったぜ。

つよしがすごく自然にこーちゃんのフォローにまわっていて、ハッとした。ああ、このふたりはこうやってふたりでここまでやってきたのかもしれない。つよしの変調はこーちゃんが補い、こーちゃんの変調はつよしが補い。どっちがより大変だとかではなくて、ふたりともめんどくさいんだ。あー、そうだよな。こーちゃんてときどきインタビューとかでもびっくりするくらい閉じてるときあるじゃん。ああそうだったそうだった。読んで「わーほんと喋んねーw」とか思ったこと何度もあるでしょ私!それが自分達に向けられることはないなんて、なにを勝手に信じこんで安心しきってたんだ私は。「こーちゃんはこうでつよしはこう」って勝手な固定観念で虚像をつくりあげることはしないぞ、なーんて思ってた自分が恥ずかしい。めっちゃ固定観念に支配されてるじゃん。おおこわ。その固定観念がこーちゃんを縛るのだとしたら、そんなもんはさっさと放り捨てます。私が思うこーちゃんじゃなくていい。“私の好みに合うこーちゃん像”が好きなんじゃなくて、こーちゃんがこーちゃんだから好きなんだもんな。


なんつーんですかなあ、多分皆の気持ちはこの部分では確かにひとつだったと思う。
こーちゃん笑って・・・!
天照大神の天岩戸からのお出ましをどんちゃん騒ぎをしながら願った気持ちってこんな感じ?今の私なら、古事記やら日本書紀やらを読みながら神様達に『わかるわかるー!』って感情移入できるかもしんないぜ。




わたしたちって、なんかすごく普通に近いのかも。めんどくさいけど。だけどこういうのって、人間関係だよなあ。商品とそれを楽しむ客なんじゃなくて、私達の間には人間関係があるのだ。だからめんどくさいことはいーっぱいなんだ。人の心が読めるエスパーでも妄想を信じて生きてるわけでもないから、わかんないものはわかんない。見えたものと感じたものしかわかんない。それでも自分自身でひとつひとつ感じて歩くことで大切なものが増えていく。溶け合うことは出来なくても手は繋げるんだと思うわけです。私はこうやってキンキキッズと歩いてくんだなあきっと。こーちゃんとつよしと私達で思いっきり笑ってるのが私は一番好きだから、そういう時間がこれからもたくさんたくさんあるといい。ふたりに笑顔にしてもらってるぶん、ふたりのことも笑顔にしてあげられたらいいなあと思う。それは今まで何度も思ったことだけど、やっぱりまたそう思う。
今まで知らなかったこーちゃんにびっくりした。苦しかった。今回みたいに、これからも何かの拍子に新しいこーちゃんがぴょこんと出てくることがあるのかもしれない。それは嬉しいことだったり苦しいことだったりいろんな気持ちになるだろうけど、その「新しいこーちゃん」のこと、その度に今回みたいに真剣に考えると思う。・・・重いかwww


そういえばね、・・・ってほんとに話題があっちこっち飛びまくりで読みにくくてすんません。脳内だだ漏れでちょっと落ち込むわあ・・・こんな状態なんでとっ散らかった独り言をひたすらぶつぶつ書いてるわけだけど。あ、話を戻す。鹿児島から帰ってきてから今更のように「Secret Code」にはまってるんですよ。今の私の気持ちを的確に表現した歌はこれだあああ!って。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND69035/index.html
ちょっとこの詞を読んでみてくれよ。これだよ、これ、これなんだよ!難儀なおんな好きになってんなーチャレンジャーだなーとか思いながら聞いてた歌がまさかこんなに自分にフィットするなんて笑ってしまう。しかもこれSatomi詞…wwwあと他にもいろいろひっくり返して聴いて悶絶しまくりなんだけど、殺傷能力高い歌が多すぎるねキンキキッズ
「いつも恋するんだろう」
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND35800/index.html
to heart
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND12125/index.html
「生まれた時からのサヨナラを僕たちは」
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND20323/index.html
「10years」
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND35811/index.html
「二つの引力」
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND17339/index.html
そんで「Fu Fu Fu」聴いて前向きになって。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND69034/index.html
とどめはこれで、号泣っす。もう無理っす。全部抱きしめたいっす。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND10441/index.html
探せばグッとくる曲もっと山盛りあるだろうな。今改めて詞を読みふたりの声を思ってたら、ゾクゾク来ますです。すげえなキンキ…せつなさと不器用な愛、標準装備。こうなったらプレイリスト“こーちゃん笑って。”でも作ろかな?(笑)



ファンになってから初めて経験した全国ツアー、ふたりもファンもミュージシャンの皆さんもダンサーの皆さんもほんとにおつかれ!楽しかった!!!心の底から楽しかったし、幸せいっぱいだった。参加するたびに『ああ、好きだなあ』って感じて、常に好きの最高値を更新しながらここまで来た。明日は多分もっとふたりのことが好きになるんだろう。今週末の東京ドームでもっともっと好きになるんだろう。そんな感じです。

*1:あ、マチダさん

*2:すっごく今更だけど、THRILLのユカリさんなのかな?って違ったらマジすんません。