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ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO [DVD]

ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO [DVD]

国立DVD、半分くらい見た。あの日あの場所に自分がいたことが信じられないというか、追体験とはまた違った新たな感動があるなー、と目を潤ませながら見てました。嵐すげえなあ。


ドキュメントから始まる構成なことにちょっと驚いたけど、あの段々と高まっていく高揚感は素晴らしい。嵐といっしょに会場の下見をし、レコーディングをし、リハを始め、会場で通しリハをし、そしていよいよその瞬間が来る。はやくはやくはやく、はやく!!と、嵐本人と観客その両方のテンションが同時に味わえる構成にゾクゾクした。かっこいい!下見やリハ風景の合間に挿入されるライブ本番での映像は『イメージカット』として抜群の効果がある。聖火台の前に立って感じをみている彼らの映像に、燃え盛る炎を背にアクションする彼らの映像が一瞬かぶる。ああ、5人がこのとき真っ暗な国立競技場で心に描いた景色が、これなんだ。


このDVDを見ていたら無意識にラピュタをイメージしてた。
二度とここへは帰れなくなるよ。わかってる。・・・40秒で支度しな!
おばさん、ラピュタはこの中だ!行こう!父さんが通った道だ。父さんは帰ってきたよ! よーし、行こう!竜の巣へ!!
土に根を下ろし、風とともに生きよう
種とともに冬を越え、鳥とともに春をうたおう




嵐から感じるこの“真っ当”な感じってなんなんですかね。なんでこんなに胸が熱くなるんですかね。
しかし真っ当なものに魅了されるって、ほんとに不況なんだなって思う。真っ当にコツコツと真摯にひたむきに励まされるものね。皆で元気になれる。そういう、こんな時代をいっしょに支えあって顔上げて歩いていける、そういう存在を時代が求めてるのかなあ。娯楽として楽しむだけではなく、夢や希望を持てる存在。そういうものに彼らはなっているのかな。消費されるのとはまた違う・・・なんていうのか?求められている、とでも言ったらいいのか?冗談ではなく、この不況から立ち上がる力に彼らは成り得るのではないかと思う。
キンキのふたりが番組の企画で二人きりの箱根旅行をしたときに、温泉につかりながら未来の自分達について話してた。解散なんてことにもしかしたらなるのかもしれない、なーんて話をしながら。「まあ、時代が決めることだよね」と二人は頷いてた。あの言葉を何故か思い出さずにはいられないんだなあ。*1時代に求められているアイドル、それが嵐なんでしょうか。
昨今の嵐現象や国立DVD見てると大仰なことを考えちゃうわあ。起こっている事柄は大仰なのに、嵐と全く距離を感じないのが嬉しいからどんどんどんどん感極まっちゃうのかなー。
全くまとまりが無いまま終わる。

*1:あ、キンキさんに関しては『それは時代が決めること』というポジションを飛び越えて第二の人生の境地へ行ってしまわれた感がありますけどw