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あらら・・・HDの視聴率、えらいことになっちゃったんですね。
でもつまんないドラマの視聴率が低いのは当たり前だと思うので当然の結果だとも思う。剛さんへの絶対的な好意があって見ていればどんな物語でも肯定出来て感情移入出来るのかもしれないけど、出演者に対する過剰な愛を除いて冷静に判断するとあのドラマはただのつまらないドラマでしかない。全てに対して突込みが浅すぎて表面だけをさら〜っとなでているだけに見える。劇中での家族vs世間の対比もステレオタイプ過ぎて「は？」としか。ステレオタイプが悪いわけじゃないんだよ。それで感動させられることだってある。だけどこのドラマはうわすべりした感動なんだよな。脚本家・プロデューサー・監督など制作スタッフの自己満足を感じる。ベクトルが内に向いた内輪受けは嫌いだ。
なんでもっと一つ一つのエピソードをしっかり描き込まないんだろう。べつに一話完結にする必要無いじゃない？どのエピソードも一話で収拾つけるには難しいエピソードばかりなんだから。そしてどれもこれも家族vs世間の問題ばかりなので（そうじゃないのは子供達のPTSDくらい）よけい内にこもった感じがしてしまう。
初回が始まったときにも思ったけど、もっと泣きたいのよこっちは。泣かせて欲しいの。なのに泣ききれない。消化不良。今回もラストの将吾のナレーションはぐっときたのにそれまでがしら〜っとしてしまっていたので泣くまで行かなかった。じわじわ盛り上げといてあのナレーションだったらどばーっと泣けたと思うんだけどねぇ。。。
はぁ。剛さんにはいいドラマに出てほしいんだけどまだまだしばらく無理そうかもな。プロデューサーとか脚本家に囲われてていいこと一つも無いと思うんですけど。（しかもどっちもダメドラマばっかつくる人達。）
いや、多少ダメでもとりあえず話を引っ張ってくれて次週も見たくさせられるⅠ夫婦のがまだマシかもしれない。でもなぁ・・・元カレも剛さんが見たいというか真琴vsナオの闘いがどう決着するのか気になって見続けただけだった。そうだ、あの頃私はトウジのことを「なーんでこんな男を広末と内山が取り合うの？！有り得ないーそんな価値ねぇだろどうみてもこいつには」と思いながら見てましたわ。思い出した。でも毎週見てたよ。どう終わるのか気になったし突っ込みどころ満載で面白かったし。今のHDにはそういう楽しみすら見出せません。