carmine跡地

はてダの跡地です

喜びと苦しみ

アニバーサリーのPVを見ていて光一さんと剛さんの表情の違いを今更ながら考えてみた。
光一さんは全編通して固くどこか苦しげな顔をしている。剛さんは柔らかく、時々花が咲き零れるかのようなふわりとした笑顔を浮かべる。
雑誌のインタビューでアニバーサリーのことについて光一さんは「一見幸せなんだけどそれだけじゃない寂しさがある」というようなことをあちこちの誌面で口にしていた。あの詞を読んで真っ先に「幸せなだけじゃない」という印象を拾い出す光一さんの感性に驚く。私にはそれこそ「なんでもない日常の幸せ」を歌ったものというイメージしかパッとは伝わらなかったから。
PVを見ながら昨夜考えた。剛さんの微笑みと光一さんのつらそうな表情は背中合わせのもので、Anniversaryという曲の中に同時に存在する感情なのではないか。
そこまでふたりが考えて表現しているのかどうかはわからないけれど、そう考えるとあの曲の違った側面が見えてくるような気がした。そしてPVはKinKi Kidsという一対のメタファーと思えなくも無い。


ふと思いついたので書いてみました。ちょっと無理矢理かな?