女王の教室・最終回
収まるところに収まった最終回。ドラマとしてはこれが正解。真矢最後の授業や卒業式、教室のシーンあたりは泣きながら見ていた。
私は小学校時代に悪夢を見ているので、真矢のやり方を100パーセント肯定することは出来ない。たとえそれが愛情からうまれた、意味のある指導方針だとしても、子供の精神面・肉体面への負担は巨大だ。私は卒業までの2年間*1を決して忘れない。ドラマの中の生徒達のように純粋でも無く勇気も無かった私達に出来たのは、耐えることだけだった。卒業時に心の大部分を占めていたのは解放感だった。まあ現実はそんなものでした。
真矢があらゆる意味で元担任とかぶりまくりだったので、毎週微妙な気持ちで見ていました。転任してきた女教師、妙齢で独身、独特な指導方針、テストの返し方、○○順という座席の決め方、『真矢』とこっそり名前で呼び捨てる生徒達、などなど。真矢のモデルってあの先生なんじゃないのー、と思うくらいいろんなことが似てた。元担任はとても感情豊か*2だったという所が最大の違いです。彼女もきっと定年まで教師を続けていたのだろうなあ。物凄く、熱心な教師だった。もう一度あのクラスに入れと言われたら…入ってしまうかもしれない。そして一週間後には本気で後悔するだろう(笑)。うん、あんな経験はやっぱ一度で十分だ。