carmine跡地

はてダの跡地です

1/10 夜公演覚書

やっとラストまで書きました。





  • 二階後方席にて観劇。
  • 振り向いた指揮者が、キラッキラのほわっほわのピッカピカ。かわいくて目がつぶれるーーー*1
  • 本当にあのお方はキラキラ衣装が似合う。似合いすぎる。
  • 今年も飛びます。
  • オープニングで場内数周するフライングのシーンはとてもいいよね。
  • SHOCKのオープニングは毎年素晴らしいです。
  • あれ?ラターニャがいない。国に帰ってしまったのでしょうか…寂しいなあ。
  • マスタングから降りてきたリカとコウイチがダンス。二人で手のひらを合わせる振り付けっていままでありました?とてもかわいかった。
  • あらーまりかたん踊ってる!
  • いえ、当然なんですけどね踊ってんのは。ですが、観劇後に「まりかたんって踊れたんだ…」と友人としみじみ語ったくらい意外な感じがしました。
  • なので今までのリカと比べて踊れてないとか、思わなかった(笑)。
  • ダンサーとしての技術は無いけど、跳ねまわるような魅力のあるリカになってて良かったと私は思います。
  • 彼女の独特な声質に関しては、『Cat in the Red boots』で耐性が出来ていた私でも第一声で「うお!そうだそうだこういう声だった!相変わらず凄い声…(笑)」と思ったんで、初めて聞いた人は驚くだろうな〜と。
  • 私が気付いたところだけですけど、リカとMAがきゃっきゃきゃっきゃはしゃいでたりして、歴代リカの中で一番カンパニーに溶け込んでるリカなんじゃないかなーと思います。恋してるのはコウイチだけど他の仲間とも無邪気にじゃれついてる感じで。トウマに対する態度も異性として意識する段階ですらないので無邪気。技術的にひとり未熟なところなどと相まって「カンパニーの妹キャラ」を確立してるなあ。メイサリカはコウイチ以外眼中に無い猪突猛進、田畑さんのリカは世話女房タイプ、まりかちゃんのリカはきゃらきゃらと笑う無邪気な妹キャラ。三者三様で面白い。リカの出自がさっぱりわからないのは今年も相変わらずです(笑)。
  • リカで熱く語ってしまった…。
  • さて、トウマですよ。意外な程普通の兄ちゃんな造詣で来たか。
  • 私は二階後方からの観劇でしたので、正直彼の演技がどうという部分までは伝わってこなかった。表情とか見えないもん。芝居の動きがSHOCKっぽくないなあと思いながら見ていました。
  • トウマってそんなにコウイチに対してこだわりなさそうじゃない…?
  • 全編にわたって台詞がちょこちょこ手直しされていましたね。私は去年のバージョンが一番好きなのかもしれません。
  • 音楽の音量がずいぶん絞ってあるなーと思いました。
  • 千秋楽にカンパーイ!のシーンでコウイチの手元から何かが落下。グラスが割れた…?
  • あのリカに「トーマ!」とか言われるとCitRかと錯覚しますよ。ここはグローブ座・・?でっかいグローブ座だなおい。
  • 屋上で歌うシーン。コウイチったら本当に歌唱が上達しましたね。
  • ブロードウェー散策シーンのコウイチは相変わらずニコニコでかわいい。
  • なんで13時10分ネタに今年もこだわるのだろう(笑)。
  • ピンクのスーツを着た女性と踊るシーンは多少振付けに変更があったのかな?女性の衣装が昨年はスカートだったのに今年はパンツスーツ(でもピンク)に変わっていた。スカートで踊るほうがかわいかったのになー。
  • トウマと肩を組むコウイチ。ち、ちっちゃいですね座長。
  • しかしトウマと並ぶと光一さんの存在の異次元っぷりが際立つなあ。なにあれニ次元?背は小さいのにスタイルがすげえ良い。
  • ショーが新聞で絶賛されたことよりもナオキのパフォーマンスを見て次のショーの構想に夢中になるコウイチ。あのう、お口が半開きでぽかーんとした表情でめちゃくちゃかわいいんですけど…。
  • 「AMERICA」大好きなんです。問答無用で胸が高鳴ります。ワールドアドベンチャーのコウイチ大好き。あの凄い衣装が全部最高に似合ってる。「AMERICA」のゴールドスーツ着てるコウイチなんて、光り輝いている。あー綺麗だなーコウイチは。
  • ジャングルの衣装のときお腹(おへその右上あたり)に蚯蚓腫れのような傷があるのが見えた。まさかそれリカに刺されるときに出来た傷…ではないことを祈る。
  • ぱたぱたとチャイナを踊ってるリカを見ながら『…かわいいなぁ〜』と顔がニヤ〜ってしてました私。だってさーなんかお人形が踊ってるみたいでかわいいんですよ。でっかいアキヤマの横でちっちゃいリカがぴょんぴょん跳ねてて。ま、ステップぐだぐだだけどね!妹キャラマジックにかかりまくりです。
  • アイリッシュが…あれは衣装も演出も去年までのほうがいいなあ。私は2005年の、リョウ&ABCのアイリッシュが一番好きだ。
  • スパニッシュのときは去年も今年も「嗚呼…メイサで観たい…」と強く思います。だから衣装変更してあげようよミニマム女子向けにー。あの黒ドレスはメイサたんしか似合わない。
  • 神殿での高速きりもみ回転は相変わらずでした。回転のスピードとかさすが昨年より安定してスピードもあった。あんな技に慣れる必要ってあるのかしら…なんかもうよくわかんないよね……アハハ…。
  • はい、幕間シーン。今年も大モメです…。
  • トウマは刀を持っていかないのか。こっそり誰にも見られないよう周到にすり替えたってことを表したいのかな。
  • ニ幕が始まり皆がステージに出ている間に楽屋から刀を持ち出し(トウマの出は一番後)すり替えたという設定になった、のか?こう言ったらなんだけど、より手口を賢く汚くしたのかしら。
  • 兜をかぶったコウイチがステージに上がってすぐくらいにコウイチの手元から刀身が抜けて飛んでった。ん?でも柄だけじゃなくなんかまだ付いてるけど…張り合わせてある半分が飛んだとか、かな。その後ダンサーさんから替わりを手渡されそっちに持ち替えていました。おお、SMGO!
  • うわあああああ…階段落ち、去年より勢いあるような…血糊も濃い。「カハッッ」とかなり咳き込んでらしたよコウイチ…相変わらず壮絶な最期。




  • ニ幕。
  • セメタリで赤黒い亡霊達に囲まれてるコウイチが相変わらず真っ白で、私はこのダンスがもの凄くツボなのです。苦しむコウイチに亡霊達が覆い被さって喰い尽そう引き摺り込もうとする部分がたまらない。照明効果って凄い…!
  • シェイクスピアは全体的に今までで一番まとまってたと思う。アキヤマのテンションもコウイチの声の色もトウマの台詞回しも。リカのアン王妃もなかなか良かったですよ。ジュリエットは微妙でしたが。メイサたんの「いじわる…!」を超えるジュリエットはなかなか難しい。
  • 帰ってきたコーちゃん。白ヘルメットにモップで現われる。アドリブは例年に比べて抑え目。後ろを向いたところへリカが「もうどこにも行かないで…!」と抱きつく。というか、ものすごい勢いでコウイチの背中に突進するリカ。「!いってえええ!!」と左肩を押さえながら苦笑い「また病院送りになっちゃうよ…」とコウイチ。
  • アキヤマの尻を蹴っ飛ばすコウイチ。昨年まではここで「フゥワァァァ〜〜〜オゥ!奥まで染み込むこの感じ・・・コウイチだぁ〜〜〜!」だったのですが今年は「っ!……?コウイチ?なんか、効かないんだけど…?」と慣れ親しんだ感触では無いコウイチの蹴りに途惑う様子のアキヤマさん。この時点でこのコウイチには質量というか実体は無いぞと暗示するわけか。
  • ラターニャがいないかわりにMAとステッキダンス。かわいい。コウイチの、踊れる喜びと新しいショーをつくる意欲とがキラキラと伝わってきて切ない。歌詞が半分くらいしか聞き取れなかったのですが、「笑顔が見たいからステージに立つのさ」「踊りたい」「さあ新しいショーをつくろうぜ!」とコウイチが歌うんですよ。切ねえなあ…(泣)。
  • トウマのウォッチミーはギリギリでやってるって感じはしません。普通に素敵です。ってあーーなんで斗真前髪上げてるのぉーー。前髪は!下ろしてるほうが好きなのに…!あずみリターンズで「くぅっっ」と地団太踏んだときと同じ髪型で、ああもうなんで!という気持ちでした。SHOCKのニ幕に前髪は必要!上げるんならせめて一幕で上げてほしかった。
  • ♪アッキーヤマー!を思い出して笑いそうになった。笑うシーンじゃないのに(笑)。
  • トウマとダンス対決をするコウイチがこれまた生身の人間からかけ離れたスタイルに見えて、またしてもウォォ!と思う。
  • ダンス対決場面で不自然なくらいトウマが萎縮していて、なにかひっかかるものを感じる。トウマをどう捉えていいのか途惑う観客の私。
  • 告白シーン。どうだろうこれ。
  • スーパースターのダンスはトウマにもうちょっと姿勢良くペンギンダンスをしてもらいたいんです。ピンと手を伸ばしてピョコッピョコッってするあの手がかわいいのにいいい!きみもやってくれえええ!
  • ナオキさんは今年も相変わらずステキ。ちょっと髪伸びたんですねー。
  • 座長の赤布フライングはいつ見ても本当に綺麗。
  • 客席に背を向け大太鼓を叩く座長は、昨年までよりも随分腰を落とした構えになってました。深く腰を落とし足をガッと開き、左足を前方に右足を後ろに引いたその構えがかっこいい…!そして後方に引いた足なんですけど、踵が浮いてるんですよ。ヒールの前の部分が接地してて、そこから足の平・指のほうに重心が乗って、結果的に踵がほんの少しですが地面から浮いてるんです。どこに力をいれて踏ん張ってるのかわかる。すげえかっこいいんだけど。
  • 直さんプロデュースで今年はパーカッションもパワーアップ。ちゃんとショーとして成り立つクオリティで叩くのが凄い。ブラストかよ!
  • 笹太鼓を叩くときのコウイチの顔は、絶対に双眼鏡でガン見。一心に何かに向かっている光一さんの顔は本当に綺麗でかわいいんですよ。美しいひとだよ!
  • オケピ部分に設置された6連和太鼓セッションは、黒い服で一回り大きくてヒゲなナオキと白くてキラキラな服でサラサラ髪で色の白で細いコウイチが並んでいる姿にトキメく。殿と姫ですよそのツーショットは。
  • コウイチが舞台奥に消え、いつのまにかトウマが和太鼓(普通サイズ)を叩いてる。
  • 着流しー!
  • トウマの衣装がキラキラ着流し。斗真は和服がほんとに似合うよなあ…またしてもあずみの幻を見る私。あずみリターンズ東京千秋楽での着流し斗真が蘇る。
  • さー座長が飛ぶよー!
  • 今年のラダーフライングでは、座長は二階の手摺に着地するんですよ。
  • ……すごい光景。
  • だって、ステージから二階手摺まで飛んで来るって……うああああ。うちの座長すげえ…。
  • 座長が着地して手を広げたところで二階席の客は拍手喝采。もう夢中で拍手です。わー!
  • 東宝の会長がいらして二階最前列に座られていた回があるそうですが*2、想像して眩暈がした。
  • パトロン*3の真ん前にドスッと降り立ち見得を切る当代随一の看板役者…なんの世界だ。
  • 会長もさぞお喜びでしたでしょう…ね……。
  • そして後ろにガクンと引っ張られまた飛んでステージへ戻るコウイチ。
  • ちょっと首根っこ掴まれて引き戻されてるみたいでかわいかった。
  • いや、何を冷静に観察しているのか私は。
  • ポカーンとしすぎてなんかもう冷静になる。
  • だって、あの高さから後ろに引っ張られて宙に投げ出されるなんて、怖すぎる。無理。
  • ふう。以前から二階席は大好きでしたけど、今年の二階席はある意味貴重な眺めが見れますよ…ええ、それはもう凄いものが。コウイチが二階の手摺に着地して見得を切りそしてまた飛んで戻って行くという異様な光景が。
  • なんだあのひと。なんなんだあのひと。
  • マスクへ突入。あ、龍がいない。トウマとリカの日本舞踊がここで登場。赤と青の紐を見て『きんききっず…』と心で呟くダメな俺。
  • マスクをかぶったコウイチが炎の剣を抜き、その剣を水平に撫で斬る。その動きに合わせボボボッとかがり火が灯る。
  • 抜き取りラスト1枚の衣でコウイチがバッと後ろを向き膝を立て手を広げ、ナオキを示す。あ、一幕冒頭のことだけど思い出したので書いておきます。マスタングからリカを下ろすのに手を添えて迎えるときも片膝ついてリカの手をとってて、めっちゃ王子様でした。
  • 今年も夜の海の群舞の美しさは壮絶なほど。
  • 座長の美しさに、泣く。
  • そして舞い落ちてきた桜の花びらを見上げ、ふっと微笑み崩れ落ちるコウイチ。
  • そ、そこで・…!!?
  • そこで逝ってしまうの。
  • 倒れたコウイチを呆然と見ていると、袖からカンパニーの仲間たちが走り出てくる。コウイチのすがたを見て涙するも、前を見据えて立つ彼ら。
  • ヤラ・ヨネハナ・マチダに運ばれていくコウイチ。ヤラくんがちゃんとガクガクしないようにコウイチの頭の下に腕を入れてくれてる。
  • CONTINUEでのコウイチは切ない。それまで皆の先頭を走っていたコウイチが…止まったら置いていかれてしまう、と思ってしまうくらいただ前方だけをみて走っていたコウイチが、初めて皆の背中を見る。仲間達は誰も振り返らない。前をみつめている。そんな仲間達の背中をみつめて、「いいショーだったな…」とつぶやくコウイチ。
  • せ・つ・な・い!!




*1:と去年も叫んだような気が。

*2:去年は会長ご観劇回にちょうど当たってで銀テープ拾って帰ってきた。

*3:違うから。