carmine跡地

はてダの跡地です

[K] 色を塗りかえる

大阪のホテルで少クラを見た。
もちろん嵐ファンの友人も一緒に見てまして、トークや懐かし映像にギャオオオとかヒィイイイとかびびびびびしょうねんー!とか叫んでかわいいかわいいすてきすてきとはしゃぎ合ってたんです。だけど、歌に切り替わった瞬間どっちも喋らなくなるの。画面を食い入るように見つめて、ポカーンと口あけてただただその世界を堪能してた。ああ、キンキキッズの吸引力ってこれだなあと思った。
キンキの曲には1曲の世界観がある。物語性というか、ドラマチックな感動がある。ひとつの物語がはじまってひとつの物語が終わる。(なんかダースのCMみたいだな) 彼らの歌を聴き終わったあとには、余韻がずっと残る。Love is...とか雪白の月とかアニバーサリーとか、曲が終わっても魂がまだ体に戻らなくて、ピクリとも動けないもの。なんであんなうたが歌えるのかな。
そしてそんな彼らのうたを延々と聴きつづけてるここ数日、感覚が日常に戻れなくなっている。手を洗っているときやお茶を入れているとき携帯を開いたとき…ふとした瞬間に心がふたりを想うと、無意識に涙が盛り上がってきて慌てる。涙もろすぎてちょっと情緒不安定。