carmine跡地

はてダの跡地です

僕らは繰り返す

一週間程前になりますが、感動的なメールをいただきました。
もう7〜9年程前になるのでしょうか?とあるアーティストの音楽に触れ同じ想いを抱き同じ場所で同じ時間を過ごしたかたからのメールでした。私のこのダイアリーからそのアーティストの存在を感じ取って、わざわざメールで尋ねてくださったのです。“はじめまして”ではない気がします、と。そのメールをくださったかたのお名前を拝見した瞬間、ドキリとしてそしてとても感動しました。
もちろん、覚えていました。
私がネット上でこうして何かを綴って生きている一番の理由はもしかしたらこういうことなのかもしれない、とぼんやりと思いました。誰かがどこかでずっと生き続けている。それを感じていたい。メールをくださったかたと過ごした場所は今でもこのネット上に存在しています。もう稼働はしていませんが、私が憧れてやまない大好きな女性が残してくれた文章や世界は今でもそこに在ります。静かに、優しく、居てくれます。彼女が今どうされているかは本当になにも知らないのですが、今でも時々彼女のサイトには寄らせていただいています。PCの初期化でアドレスがわからなくたっても検索しなおしてまた登録するし、忘れたことなんてありません。大切な気持ちをあの場所で共有した人たちのことは、今でも同志のような感覚で胸に抱いています。
久しぶりに彼の音楽が聴きたくなったな。今でもあなたの音楽は人と人を繋いでいますよ、ツイチさん。