見えてくるもの
皆川ゆか氏関連で検索して行き着いた、面白い頁がありました。
http://lanopa.sakura.ne.jp/hayami/minagawa.html
ここに氏の寄稿された文章が載っているのですが、当時まさに購買層だった私としては十数年経って初めて知らされる出版の裏側にへえええええと驚きっぱなし。と同時に、社会に出ている現在これを読むと、あまりにも流れがわかりすぎる。あああ、なるほど、と。
中段の辺りに記されている、編集部ごとの作家分布が面白すぎる。こんなにもはっきりカラーが分かれていたのかー。私の傾向は確実に文芸第三編集部です。
すでにおききかもしれませんが、企画部と文芸第三側の代表的な作家を挙げます。
■企画部
・花井愛子
・折原みと
・皆川ゆか
・秋野ひとみ
・若林真紀
・倉橋耀子
・青山えりか
・津原やすみ
■文芸
・小野不由美
・風見潤
・中原涼
・林葉直子
・井上ほのか
・ゆうき☆みすず(鈴木裕美子さんの別PN)
・神崎あおい
作家同士の面識は基本的に企画部と文芸第三ではありませんでした。右手と左手がまったく別のことをしていたという感じでしょうか。
(上記リンク「ジュニアの系譜 番外編:皆川ゆかさんからのメール」より引用しました)
こんなにもはっきりと傾向が分かれるものなんですね*1。文芸第三編集部側を愛していた私は*2やっぱりオタオタしく育つのでした・・・。
ゆかさんページからトップに飛んで「ジュニアの系譜」を読んでいたら、面白くて止まらなくなってしまった。