carmine跡地

はてダの跡地です

コウイチの気持ち

ライバル役は毎回変わるじゃないですか。ヤラは足掛け3年やったけども。今までツバサ、リョウ、トウマ、ヤラと、交代しながらやってきた。そして今年のウチ。
座長ファンが一番毎年リピートしているじゃないですか。・・・って、今自分のトータル観劇数ざっと数えて眩暈しましたけども。そりゃ台詞も覚えるわっていうくらい観てますねはい。それぞれのライバル役を、そしてその年毎に変化するコウイチとカンパニーを、一番見てきたのは観客である私達だと思うんですよ。そして観客である私の印象として、今年のコウイチはカンパニーは、ウチという「ライバル役」にとても優しい。もうほんっとに今まで見たことないくらい優しい。だから、ウチがいじけたり苛ついたりするたびに、『ばかばかばかばかコウイチの優しさになんで気付かないのほんとばかだよこの子は!自分がどんなに優しく見守られてるか全然わかってないばか!』って悲しくなる。ほんとにばかな子。かわいくてキラキラしてて、なにもわかってないばかな子。かわいそうな子。自分の愚かな行動で全てをダメにしてしまった。それがどんなに大切だったか、気付いたときにはすべては指の間から零れ落ちてしまった。もう戻ることはできない。どんなに泣いても、悔やんでも、元には戻れない。SHOCKを毎年精魂込めて観てきたからこそ、この舞台が内くんという人にとってどんな意味を持つのか、考えてしまう。もしかしたら今までのライバル役の中で彼が一番の「はまり役」なのかもしれない。だってあまりにも「内くん」と「ウチ」は重なる。そしてラストのショーから「CONTINUE」への持つ意味を思う。

CONTINUE 堂本光一 歌詞情報 - goo 音楽

この歌を、初旬の彼は呆然と歌っていた。とにかく今舞台に立ち通したことに呆然として、フィナーレまでをこなしていた。
中旬の彼は、悲しさに顔をゆがませてこの歌を歌っていた。悲しみの奔流に押し流され、泣きながら立っていた。
終盤に入って、彼はしっかりと顔を上げるようになっていた。空を見つめる彼の顔つきが明らかに違う。前を向いた目だ。
最後に彼はどんな顔になるのだろう。
羽を失って、それでも地上で生きることを選んだ彼が見る夢は。