carmine跡地

はてダの跡地です

2011年2月5日 初日

初めて味わう初日の空気感。とりあえず帝劇前も劇場内もごったがえしすぎwどこにいてもどこもかしこも混んでてなんじゃこりゃああでした。つまり客席内とトイレが空いてるんだ(笑)。入り口の帝劇100周年アーチが以前のSHOCKを彷彿とさせますね。薔薇のアーチをくぐって劇場に入るそのシチュエーションが素敵じゃないですか。確か革命のときもあのアーチあった気がするんだけど、今年いっぱいはあるのかな?人だかりがすごくて薔薇の花束は見れず。次回のお楽しみに…。以下、公演内容に触れますので畳んどきます。(*開幕からしばらく経過しましたので、開きます。)




  • オープニングのあの「Endless SHOCK」とネオンが一文字ずつ点るシーン健在。テンション上がるんだよあれー!
  • おおおお、座長さまが…降臨された……今年も、始まった。きらきらきらきらきらきら。
  • ふおおお!って震えてたら、コンティニュのアレンジ変わってるー!とまた驚き。内米町窓の衣装が黒基調&キラキラに変更。女性ダンサーさん達は赤。おお、アレンジ耳慣れなくてモゾッとする(笑)。
  • ダンスも変更。うおーーー変えてきたなーーーー。かなり違ってた。ハァハァ座長素敵(´q`*)
  • MADの赤いスーツが新調されてた!あれすっごくかわいかった。シャツもちゃんと新しいの。胸元にプリーツが入ってるしパンツのサイドラインもキラキラしてて。-・・・ん?座長、声全然出てないっていうかほぐれてないっていうか。マイクの音量小さいのかな…?一瞬、え?こーちゃん調子悪い?と思ってしまった。
  • こーちゃんってお歌の安定はさておき声量は楽日まで衰えない強い喉を持ってる人なので、この初日の声の出てなさ具合が意外でした。ていうか、これが「初日」というものなのか、と。初めて観劇したけれど、初日ってすごく面白いなとしみじみ思いました。私が今まで観てきたものは、何回か公演を重ねてどんどん良くなっていくその過程だったわけで、スタートを切るその瞬間を観れたことはとても興味深かったです。やっぱり「生」はおもしれーっすね!これからどんどん進化していくのかと思うとゾクゾクする。
  • AMERICAの衣装、ぴらぴら付いてたっけ?
  • なんだか今年の座長はダンスが力強い気がする。止めの動作がすごく明確というか。AMERICAでそれを強く感じた。パッと広げた手がバシッと止まるというか。初日の気合か?
  • ジャングルの花火棒シュパーー!までが変更。右に左に移動する壁に隠れてのマジック。
  • オーナーのタップシーンでナオキさんが右手上部のボックスでスネア叩いてるのが超絶格好良い!生の打楽器の音はイイ!!!
  • はああああ…!SOLITARYの座長格好良過ぎて滾る!!なんなのあの格好良さ。今年も好きです。松崎も相変わらず超格好良いんだけど、彼独自のノリがダンスに加わったのか、ノーブルさが失われたように感じてちょっと残念…でも超格好良いけどね……つい見ちゃうくらい、ね……。
  • 殺陣、ウチが途中から二刀流になったよ!うはー、が、ん、ば、れ!!
  • 二幕。コウイチの帰還シーンでジェレ姐さん*1登場。ジェレ姐さんってコウイチが言ったんだもん〜。


  • リカの登場はこれはもう大注目して観ておりました。今年のメンバーでの新要素って彼女だものね。ライバルとリカで変化する舞台だからこそ、今年のリカはどうだ?とドキドキ。
  • うん、まあ、なんだ、その。
  • 今までのリカの中で一番、掴めない、という印象のリカ。リカとして何を表現したいのか伝わってこない。コウイチのことどんな感じに好きなのかよくわかんないし、カンパニーとの間に壁があって仲間に見えないし、オーナーと親子っぽくもない。ごめんよ小姑リピーターで…初見だとそんなに気にならないのかもな?と思いつつ、やっぱり消化不良。感情がこう、客席にいる私のとこまで飛んで来ないんだよなー。あれはどう修正されていくのかな。楽しみというより、どうにかしてくれっていう気持ちの方が強いな、今の私の中では。あと踊れなさっぷりがツラい。ピンクのスーツで踊るシーン、オーナーに見せ場を奪われた後にそのまま退場して戻って来ないことにびっくりしたんですよ。あ、そんなに踊れないんですね…とがっかりした気持ちがあったことは否めない。それとは別の話しなんだけど、オーナーがリカのおケシをパシーン!と引っ叩く演出(丸めた紙でハエを叩くという流れ)にギョッとした。えーそれちょっと夏希ちゃんかわいそくないか…女の子なのに、いくら父親役との絡みとはいえ、おケシ引っ叩かれて「キャッ!!」とかちょっと、うーん、私は見ててあんまりいい感じしなかったけど。さとめぐリカだったらそれもプッと笑えたのかもしれないけど*2、夏希ちゃんのリカキャラがあんまりそういうことでアハハって笑いに転換できるようなキャラじゃないのですよ。マイナー調なの。いやいやあのシーンに関してはそういう問題じゃなく、やっぱそもそもおかしいよ。女の子がお尻引っ叩かれて「キャッ!」って叫んでその後「いや〜〜〜!」って恥ずかしそうに逃げていくという場面を何故盛り込まなければいけないのだ。クスリとも笑えないし感じの良くない場面でした。うーん…なんなのあれ。
  • そして結構大きなポイントなんですが、パンフを読んだらダンス初挑戦だそうで。何故。うーんうーんうーーーん、目につくよね、やっぱり。夜の海でコウイチの真後ろのツートップふたりともが踊れないとか*3、それどうなんだろうなあ。いや、単純に、謎っていうかなんで踊れないのにこの舞台に…?という、疑問。夏希ちゃんが嫌いというわけでは全く無いんだけど、あまりの馴染まなさ加減にとにかく「???」という。あれはコウイチを筆頭としたカンパニーがどうにかしてあげるべき。ダンスはとりあえず置いておいても、演技でリカがひとり浮いてる状況をもっとどうにかするべきだよー!変えていいんだよ、好きに演じていいんだよ、そうやって自分の色を出して主張することでバランスが崩れるんじゃなくて、そこから生まれるんだもん今年のSHOCKが。とにかく夏希ちゃんにはもっともっと自分を解放していってほしい。カンパニーも夏希ちゃんもどっちも遠慮とかしないでほしいです。あと、夏希ちゃんは座長の身長に遠慮する必要も無いからね(笑)。座長と並ぶときに縮こまろう縮こまろうとしているのか姿勢がとても悪くて、見てて美しくないです。もっと背筋伸ばして手足伸ばして踊ればもっと綺麗だよー。彼女の背が高いことを承知で東宝に選ばれてるんだから、だったらそこはもう遠慮しないでいいじゃん(笑)。身長と演技とで、ふとメイサリカを思い出してしまいました。さとめぐちゃんはカンパニーがリニューアルした年からの参加であって、ある意味彼女へのアテガキなリカだったと思う。そのリカと基本の設定自体は変えずに役者が変わるというのは大変だと思う。だって他のキャストもリニューアルするならまだしも、リカ以外は全員昨年と同じだよ?それどんな試練。Endless初年度の、『は?リカ?誰?何??』な反応を思い出しましたよ。今までの設定通りの範囲での表現じゃなくて、リカに合わせて男子達がもっと変化してもいいんじゃないかな。
  • 例えば、冒頭のショーがリカのデビュー作でダンスの技術はまだまだ未熟、とか。オンで挫折し毎日を無為に過ごしていたオーナーが劇場の裏で十代のコウイチと出会ったことからカンパニーの物語が始まった。コウイチの仲間である孤児達も次々と集まり小さなステージを積み重ねて十数年が過ぎた。幼かったオーナーの娘リカは成長し、カンパニーにコウイチに憧れて育った彼女は自分も舞台に立ちたいと強く思うようになっていた。ウチやカンパニーの面々にとってリカは自分達が持っていない“肉親”と暮らす、幸せの象徴のような女の子であり、大切に思ってきた女の子。同じ年頃の男の子達は皆がリカに恋をしているんだ。…的な。リカにもサイドストーリーは無限にあるよね。
  • ウチは太ったね…!カウコンのときに見てザワっとした予感はあったんだけど、やっぱり一ヶ月やそこらじゃ痩せないか…。7月公演で付いたSHOCK筋が彼の体を大きくしてしまったのでしょうか。前髪長過ぎで残念。目元もっと見たい(´・ω・)
  • やっぱりマイク&音響おかしかったと思う。音が全て小さい。台詞が聞き取れないとかそれはいくらなんでもなあ。座る位置も関係あるのはわかるんだけど、私が座ってた席がスピーカーから遠かったのだとしても、あの音のダメさは勘弁して欲しいよ帝劇さん。前半のリカの台詞とか全然聞こえなかった。ありえないよぶー。





リボンフライング〜太鼓のコウイチがかわいくて呼吸困難になりました。赤布の後ろでスタンバるところがちらりと見えていまして、もうそこで大興奮。だって、髪の中に肌色のお耳がちょん、って見えてるんだよ!すでに耳に髪かけてるの!耳かわいすぎる!!

かわいくてかわいくて震える。絵にして説明するほどにかわいい。

*1:チームウサのジェレマイヤ

*2:どんなあっけらかんキャラださとめぐw

*3:ウチ&リカ